人生の夏休みとも言われている大学生時代。この自由な時間をどう過ごすかによって将来の人生が大きく決まる大事な時期でもあります。
もちろん4年間遊びまくっていい思い出を作るのも素晴らしいですし、授業を真剣に取り組んで優秀生徒になるもよし、休学という選択をして、学業から一旦身を離すのも大事なことです。
さて、皆さんは休学と言う言葉にどんなイメージを持たれますか?
おそらくほとんどの方が、1年間アメリカやオーストラリアなどに語学留学に行ったり、ワーキングホリデーに参加する、このようにイメージされる方が多いのではないでしょうか。
休学=英語圏へ留学と言う概念は根強いですが、必ずそうしないけないことはありません。
休学の選択肢の幅を広げて自分に最もあった選択をするべきです。
今回は「休学の過ごし方」と言う点について、休学期間をインドへ旅して、バンコク不動産でインターン、バンガロールへIT留学と幅広く活動している僕がお話しします。
語学留学

休学をしてほとんどの学生がこの語学留学という選択肢を選ぶでしょう。
語学留学とはアメリカ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏に行って、6ヶ月〜1年間ほど英語の学習をするというものです。
- TOEIC800点レベルの英語力が身につく
- 外国人と英語でコミュニケーションが取れる
- 現地の文化や生活を学べる
- 外国に友達がたくさん出来る
- 費用が高い(1年間300万円〜)
- 1年間で1つの国に依存してしまう
- 英語能力しか身につかない
- 周りに日本人が多い場合もある
- 学生という立ち位置のまま
語学留学のメリット・デメリットはこんな感じです。
1年間も留学すれば間違いなく、外国人と英語でほぼ不自由なく話せる事ができるかと思いますが、その費用はとてつもなく高く、将来英語を使った仕事をしなければ全く無意味な時間となってしまいます。
なんとなく英語を話せるようになりたいなど、将来を見据えた選択をしないと1年間かけて勉強した期間が無駄なので、将来このような仕事をする為に英語が必要と思う方だけ、語学留学するべきだと僕は思います。
大半の学生が、海外に住んでみたい、英語が話せたらカッコイイ、就活に有利と言った理由で留学してしまいがちですが、お金が勿体ないのでやめておきましょう。
他にもっと有益に時間やお金を使える場所や経験があるはずです。
ワーキングホリデー

お金が無くて語学留学は難しい方や、海外でのんびり過ごしたり、その土地で何かやりたい事がある方にオススメなのがワーキングホリデーです。
僕の知り合いの例でいうと、オーストラリアでサーフィン、語学学校に行きながらバイトでお金を稼ぐ、スケボーしにオーストラリア、ゲストハウスのバイトをしながら周辺国を旅する、など様々ですが、特徴としては比較的自由度が高く縛られないという点です。
ワーキングホリデーでは主にオーストラリアが人気ですが、働き場所としては日本食レストラン、カフェ、ショップ店員、農場、などがあります。
- お金がかからない
- 自由度が高い
- 日常会話程度の英語が学べる
- 外国の友達が沢山出来る
- 目的無しに行くとだらけてしまう
- 自分で行動する力が必要
- 留学と比べて英語力が伸びない
海外インターンシップ

インターンシップとは企業が学生に向けて就労体験プログラムを提供し、インターン生は実際に会社の一員となり、メール対応などの基礎的なビジネススキルや、個人の能力に合わせた業務を体験することができることを言います。
海外インターンシップの殆どの受け入れ先企業は、住居手当やお給料を支給してくれる企業で費用を安く抑えて、英語学習や就活に有利なビジネススキルを身につけることができます!
- 就活に有利なビジネススキルが身につく
- ビジネス英語が学べる
- 費用を安く海外に滞在できる(タイ6ヶ月約20万円)
- 将来起業したい学生にオススメ
- 専門的な知識が身につく
- 英語の発音が訛ってしまう(英語圏でない場合)
- 根気強くない人には向かない
- 1日8時間勤務で拘束時間が長い
世界放浪の旅

休学と言う長い自由な期間を利用して、世界一周の旅、自転車で日本一周など、いろんな世界を見てみたいだとか、自分探しに出る学生もいます。
世界を旅すると、新たな趣味が見つかったり、世界中に友達ができたり、新たな価値観を見出せることができます。
- 新たな自分が見つかる
- 世界中に友達ができる
- とにかく自由でやりたい事ができる
- 一生の思い出になる
- チャレンジ精神が身につく
- 発信すれば有名になれる
- 費用がかかる(世界一周100万円〜)
- 英語力があまり伸びない
- 孤独感に襲われる
- トラブルや事件に巻き込まれる可能性が高い
- 親が許してくれない
専門分野の留学

英語力にそこそこ自信があり、海外の専門学校や大学に行き、専門的な知識を英語で学びます。
例えば、IT産業が現在盛んなインドでIT留学をしたり、アメリカで経済学を学んだり、芸術、音楽、医療、様々な分野の留学があります。
日本で就職を考えていなくて、将来世界で活躍したいと考えている方にはオススメの選択肢です。
- 英語+専門知識が身につく
- 外国人の友達ができる
- 将来海外で働く選択肢ができる
- TOEIC800点以上の英語力は必要
- 費用が語学留学より高い場合がある
- 将来はこの分野で行くという決断が必要
- 毎日勉強漬けの日々
ビジネスを始める

少数派な選択肢ですが、高校生や大学生から、ブログやアフィリエイト、FX、ネットビジネス、転売、アパレルの立ち上げなどをしている強者がたまにいたりします。
そんな方は休学期間を利用して、売上を伸ばしたり、新たな事業を始めたりして学生起業家を目指します。
また、ビジネス経験はないけど、ビジネスプランが予めできている方もこの期間を利用し、試行錯誤してチャレンジされる方もいます。
学生から一旦身を離す事で、ビジネスに集中できるので、これから起業したい方にはオススメの選択肢です。
- ビジネスに集中できる
- 就職という選択肢から起業に変わる
- 行動力・思考力が上がる
- 失敗するリスクがある
- 友達がいなくなる
- 継続力が必要
- 親の同意が難しい
海外でぶっ飛んだ事にチャレンジ

今までご紹介してきた休学の過ごし方を全く無視して、海外でぶっ飛んだ事にチャレンジするクレイジーな学生がたまにいます。
例ですが、カンボジアで路上販売を始める人、フィリピンでカツサンドを販売する人、海外のスラム街で現地人と共に過ごす人などがいます。
このような方達はもともとチャレンジ精神にあふれていて、ユーモアがあります。
周りからすれば馬鹿なことしているなぁと思われがちですが、僕はロマンを追いかける素晴らしい方達だと思いますし、何より唯一無二の存在だと思います。
- 自分のやりたい事をできる
- 計画性・思考力が身につく
- 唯一無二の存在になれる
- チャンスが訪れる可能性がある
- 将来フリーランスなるにはオススメ
- 失敗するリスクがある
- 危険やトラブルがつきまとう
- 友達と疎遠になる
- 親に反対される
- 初期費用が必要
まとめ
いかがでしたでしょうか。
休学=語学留学と思われがちですが、そうではなく自分にあった選択肢を選ぶべきだと思います。
休学は人生の中でもとても自由な時間なので、やり過ぎくらいかなと思うくらいのチャレンジをするべきだと僕は思います。
この記事を参考に休学の選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか!
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