一度訪れるとインドの魅力にどっぷりと浸かってしまう人と、もう二度と行きたくなくなる人に分かれる不思議な国インド。
砂漠の町、生と死の街、IT産業が盛んな町、標高3000m以上の山岳地帯、身分制度が色濃く残るカオスな街など様々な体験ができるがインドの魅力です。
インドへ旅して、考え方が変わった人、人生が変わった人、インドへ移住する人、インドはあなたを思わぬ方向に動かす不思議な力を持っています。
そこで今回はインドを横断した僕が語る、「大学生がインドに旅行するべき5つの理由」をご紹介します!
親の有り難みを感じれる

インドには親がいない子供や路上で過ごすストリートチルドレンが多くいます。
日本ではあり得ませんがインドへ旅したら必ずと言っていいほど遭遇します。
痩せこけた体にボロボロの服を身に纏い、物乞いする姿は本当に心が痛くなります。
この光景を見た時に僕は思いました、親の有り難みを。
子供の頃、毎日美味しいご飯を作ってくれて、休みの日には遊園地や一緒に遊んでくれたり、ここまで自分の好きなことができたのは本当に親のおかげと言うことを再認識できます。
どこでも生きていけそうな気になる

インドの生活環境は日本や他の国とはかけ離れており、我々日本人がインドで生活するのはとてもハードルが高いです!
- 水道水が飲めない
- カレーを手で食べる
- トイレが汚い
- インフラが整っていない
- 人が多すぎてストレスがたまる
- ひったくりや犯罪に巻き込まれやすい
- コンビニがない
- 遊ぶ場所が少ない
他にもまだまだありますが、インドでの生活はとてもストレスが溜まります。
インドを20日間旅して日本に帰国した時僕は思いました。
「日本はどんだけ生活しやすい国なんや」と。
正直日本などの先進国であればどこでも生きていけそうな自信がつきます。
自分自身を見つめ直せる

インドを旅した後に新しいことにチャレンジした!とか、インドで人生が変わった!と言う人は多く、僕自身もその中の一人です。
どうしてかと言うとインドの身分制度(カースト)について学んだからです。
インドには昔からカーストと呼ばれる、社会身分制度が存在し、階級によって職業が決められていました。
現在はカースト制度は廃止されていますが、今もなお根強くその文化は残っており、身分が低い階級は低賃金できつい肉体労働をさせられているのが現状です。
生まれた瞬間から、人生を歩む道が決まっている子供もいて、我々日本人の様に人生の選択肢がない人がとても多いです。
「人生を自由に選択できる」と言うことは当たり前のことではなく、ごく一部の人しか与えられない特権なのです。
自分がどんな環境にいるのか見つめ直すことができ、人生の選択肢が無限にある事に感謝することができ、いろんなことにチェレンジする精神が身につくと思います!
生と死について深く考えれる

ガンジス川の流れる街 Varanasi(バラナシ)では、大学生という若い年頃に考えることは少ない「生と死」について考えることができます。
バラナシには火葬場がいくつかあり、死体がインド中から運ばれてきます。
バラナシの火葬場では24時間365日耐えることなく遺体が燃やされており、実際に火葬を見ることができます。
薪の上に遺体を置き、焼かれる人の姿を見て、死というものはいつか必ず訪れるということを考えさせられます。
常識がぶち壊される

インドでは日本の常識は全く通用しません。
正直インドは日本と正反対の価値観を持った国と言っても過言ではないでしょう。
日本では「他人に迷惑をかけてはいけません」と子供に教育するが、
インドでは「あなたは他人に迷惑をかけて生きているのだから、他人のことも許してあげなさい」
と教えるそうです。
このことからインド人はいい意味で自分勝手な人が多く、とてもフレンドリーな人が多いです。
インドを旅すると必ずインド人が絡んできます。
そんなインド人と交流するとあなたの価値観は間違いなく変わることでしょう!
大学生がインドに旅するべき5つの理由
いかがでしたでしょうか!
何か新しいことにチャレンジしたい!自分自身を変えたい!と思っている大学生の方はぜひインドへ旅するべきだと思います!
人生を変えるのは自分次第ですが、インドはあなたに何かキッカケを与えてくれるのでは何でしょうか!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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