突然ですが皆さん、タイといえばどんなイメージを持たれますか?
時間にルーズ、タイ料理が辛い、交通渋滞が激しいなど思いつくかと思います。
タイは日本と同じ仏教の国でありながらも、日本とは全く異なった文化や慣習が多く存在します。
僕も実際にタイのバンコクに住んでいましたが、思わず笑ってしまうような事や、事前に知っておけば良かった事など沢山あります。
そこで今回はバンコク在住者が語る、タイの衝撃的な文化や慣習についてお話しします。
- これからタイに駐在・移住予定の方
- タイ旅行を予定している方
今からお話しすることを事前に知っておけば、タイに行った際に文化の違いからのトラブルを防ぐことができる可能性が高くなるので、近々予定がある方はぜひ最後までご覧ください。
家に玄関がない
日本の家には必ずあると言っていい玄関ですが、タイの一般的な家には玄関という概念がないんです!
ドアを開けたらすぐに部屋につながっていて、靴についた砂などの汚れを部屋に入れない為の段差さえもありません。
玄関がないので当然靴箱もありません。
なので、入り口のドア付近の床に並べるように靴をおくのが一般的です。
なので靴を沢山持っている方は、ホームセンターなどで靴箱もしくは収納ボックスを買う必要があります。
また、日本では玄関の扉は外開きですが、タイには玄関がない為、内開きの扉になっています。
トイレ問題
日本のトイレは世界一なので、日本人はこの問題に直面することはないですが、タイを含む東南アジア諸国ではトイレも問題が数多くあります。
その中で最も日本人が困るのがトイレットペーパーを流せないという点でしょう。
日本のトイレは排水管が大きく、かつ水の流れる勢いも強いので、トイレットペーパーを流すことができますが、タイのトイレでは日本と正反対のため、紙を流してしまうと詰まってしまって大変なことになってしまいます。
なので、タイのトイレでは基本的にそばにゴミ箱が設置されているので、そこに捨てなければなりません。
思わず流したくなる気持ちは分かりますが、詰まった跡がものすごく大変なので、ゴミ箱に捨てるようにしましょう。
もう一点トイレの問題があり、ウォシュレットが備わっていないという点です。
タイのホテルやデパートではたまにTOTOなどの日本製のトイレがあり、ウォシュレットを使うことができますが、遭遇することはまず少ないでしょう。
しかしタイのトイレにもウォシュレットの代わりになるものが備わっています。
ウォーターガンと言われるホースのようなシャワーのような物が側に付いていて、自分でそのホースを持ってお尻を洗います。
つまり簡単にいうと、手動ウォシュレットということです。
またこれが水が冷たくて、水の勢いが強いので始めのうちは扱うのが難しいです。
水が手にかかったり、狙った所に噴射できないです。
ペットボトルに口を付けて飲まない
ペットボトルの水を飲む時どのようにして飲みますか?
日本人の99%の人がふたの部分に口をつけて飲むかと思いますが、タイではその行為はNGです。
理由は定かでは無いのですが先日タイ人にその理由を聞いたところ、
「口をつけて飲むのは汚いし、見た目もカッコ悪いのでお行儀が悪く見える!」
と言っていました。
そう言われてみれば上品な飲み方では無いなと思います。
このような行為は禁止されているわけではありませんが、もしかすると白い目で見られる可能性があるので、できるだけしないようにしましょう。
ではどの様にして飲むのか。
レストランで水を頼むとペットボトルの水が出てくるのですが、それをグラスに注いで飲みます。
さらにそのグラスにストローをさして飲みます。
つまり、何か容器に口を付けて飲むのはよく無いみたいですね。
また、コンビニでペットボトルの水を買うと、レジでストローを一緒に渡されます。
タイでは基本的に子供のようにストローをさして飲み物を飲みます。
また、器に入ったスープを飲む時、我々日本人は器に口を付けて飲みますが、その行為もNGなのでスプーンですくって飲むようにしましょう。
バイクの2人乗り3人乗りは普通
タイを含めた東南アジア諸国ではバイクでの移動がベーシックです。
バンコク都心部でもバイクの渋滞ができるほどバイク大国です。
タイではバイクの2人乗り、3人乗りが認められており、バイクタクシーというサービスが普及しています。
バイクタクシーとは中型バイクの荷台に人が乗って目的地まで運んでくれるというサービスで、3人乗りも可能です。
歩いて10~15分くらいの距離を20バーツ前後で移動できるため僕も良く利用していました。
地方の方に行くと稀に4人乗りしてる光景も見られるのでぜひ探して見てください!
タイ人のマイペンライ精神がやばい件。
タイ語で「マイペンライ」という言葉がありタイ人がよく使う言葉です。
マイペンライの意味は「大丈夫だよ、気にしないで」の様な意味で、例えば遅刻をしてきた相手に対して「マイペンライ!(気にしないで!)」と言います。
しかし、タイ人は自分が遅刻してきたにも関わらず自分で「マイペンライ!」と言ったり、ミスをした時にも使ったりします。
これをマイペンライ精神と呼んでおり、小さいことは気にせずに、寛大な心で何事も受け止めようと言ったニュアンスの精神です。
厳しい日本では通用しませんが、温厚な人や優しい人が多いタイだからこそ通用する精神です。
ゲイやレディーボーイなど様々な人がいる
日本ではゲイやニューハーフというのは世間的に見て非難されがちな国ですが、タイではLGBT社会の国で、どんな人種も受け入れる国です。
つまり、性同一性障害や、レディーボーイなどが受け入れられており、街中でも女装した男性や、その逆も多く見受けられます。
タイでは本当に見た目が綺麗な男性が多くいて、その理由として医療技術が発展しており、かつ性転換の手術などが安く受けることができるためです。
また、タイでは年に一回ニューハーフの世界コンテストも開催されるなど世界的にもLGBT社会で有名な国です。
タイ国王様への愛が強すぎる
タイ王国では街のいたるところに王様の大きな顔写真が飾られているなど、王様を敬う精神がかなり強い国です。
王様への誹謗中傷的な発言をしたり、侮辱するような言葉をweb上にアップすると法律で罰せられるほど王様は絶対的君主とされています。
また朝8時と夜6時になると公共の場で国家が流れ、タイ人皆が直立不動で国家が終わるまで立ち続けます。
その時に話していたり歩いたりすると、白い目で見られるので周りの人に合わせて、起立するようにしましょう。
自撮り大好きタイ人
タイ人は本当に自撮りが大好きです。
日本人は公共の場で一人で堂々と自撮りするのは抵抗がある人が多いですが、タイ人は周りの目など気にせずパシャパシャとキメ顔で自撮りしまくります。笑
日本ですると痛い目で見られるほど自分が大好きな人がタイには多いです。
周りの目を気にしないタイ人の精神は素晴らしいと思います!
辛すぎる料理が多すぎる
タイ料理のほとんどに唐辛子などの香辛料が使用されており、我々日本人が口にすると思わず「辛い!」と言ってしまう辛さレベルです!
タイ人は子供の頃から辛い料理を食べている人が多く、辛さに慣れてしまっています。
タイ料理店に行くと必ず追加のスパイスがテーブルに置いてあり、辛い料理にさらにスパイスをかけて食べる人が多いです。
タイ人は辛くないものは美味しくないと感じるのか、タイ料理店で「No spicy please」と注文しても、少し辛い時が多々あります。
雨避けにコンビニの袋を頭に被る
タイでは傘を持つという習慣がないのですが、雨季の時期には毎日のようにスコール(短時間に猛烈な量の雨が降る事)が降ります。
ではどのように雨をしのぐのかと言うと、コンビニのレジ袋を頭に被って頭だけ雨から身を守ります。
タイ人が持つ概念として、頭が濡れると風を引くと言う言い伝えがあるらしく、雨が降るとみんな頭だけを守ります。
急にスコールが降ってくるので傘を持っていない人は、コンビニのレジ袋をさっさと取り出して、頭に被せて頭だけを雨から守り、他はずぶ濡れ状態です。笑
タイの衝撃すぎる慣習まとめ
いかがでしたでしょうか?
タイには本当に変わった慣習が多く、初めてタイに来られた方は驚くかと思います!
事前に変わった慣習を知っておく事でタイ人とのトラブル防止にもなるのでぜひ覚えておいて下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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