タイ・バンコクにあるスネークファームでは、格安で狂犬病の予防接種(ワクチン)を受けることができ、世界中からその噂を聞きつけた人達が、こぞってスネークファームに狂犬病の予防接種を受けに行きます。
日本では狂犬病の予防接種を受けると1回約15,000円ほどするので、日本人の方もタイ旅行した際や、予防接種を受けるためにバンコクへ来られる方も多いでしょう。
しかし、「海外だからとても不安」「こんなに安くて本当に大丈夫なのか」「言語の壁が心配」と思われる方もいるでしょう。
そこで今回は、タイ バンコクのスネークファームで狂犬病の予防接種受けられる方に、スネークファームへの行き方、診察手順、必要な物まで全て解説します!
狂犬病は100%死亡する恐ろしい病気

日本では飼い犬に狂犬病のワクチンを摂取させることが義務化されており、また、野犬も保護されるので狂犬病は日本にはありません。
しかし、インド、アフリカ、東南アジア諸国では、狂犬病を持った犬や、リス、コウモリがいて、毎年5万5千人ほどの人が狂犬病に感染して命を落としているとても恐ろしい病気です。
狂犬病の予防接種を受けることで、3年間の免疫がつき、感染して死亡するリスクを下げることができます。
スネークファームへの行き方
一般的にはスネークファームで予防接種ができると知られていますが、実際はスネークファームの前にあるQueen Saovabha Memorial Institute(サオワパー女王記念研究所)で受けることができます。
アクセス方法は電車を使うのが最も簡単で、MRT Si Lom(シーロム)駅もしくは、MRT Sam Yan(サムヤン)駅から徒歩6分で行くことができます!
BTSを使う場合はBTS Sala Daeng(サラデーン)駅から徒歩10分で行くことができます!

大通り沿いを歩いていると、この様な入り口があるので中に入ります。

建物の外観はこの様な感じで、そこに向かって歩きます。

Queen Saovabha Memorial Instituteの入り口です。
予防接種の診療時間・必要な物は?
診療時間
- 月曜日〜金曜日:8:30〜16:30(12〜1時は休憩)
- 土曜日:8:30〜12:00
- 日曜日:定休日
必要なもの
- パスポート
- 初回登録費:20バーツ
- 狂犬病ワクチン費:400バーツ
予防接種の流れ
所要時間は混み具合にもよりますが大体30分ほどで終わります。
スタッフやお医者さんとのやりとりは基本英語になるので、何の為にワクチンを打つのか、「狂犬病(Rabies)発音:レイビーズ」を言えるようにしておきましょう。
①診療フォームを記入し1番の部屋へ

入り口を入って左に進むと診療フォームを記入する場所があるので、初めての方は3番と4番の記入フォームを埋めてください。


上記はサンプルです。
そして記入した用紙と番号札を持って、後ろにある1番の部屋に入り、パスポートと一緒に受付に渡してください。
その後名前を呼ばれるので、登録料20バーツを払います。
②血圧を測る
初回登録を終えた後は、隣の部屋に行く様に言われるので、そこで血圧を測ります。
③4番の部屋へ行く
4番の部屋に入ったら注意事項、狂犬病についての説明書が渡されます。
その後一度部屋から出て入り口付近にある5番カウンターで狂犬病のワクチンを購入します。
狂犬病のワクチンは400バーツです。
④4番の部屋に戻りワクチンを打つ
タイだから注射とかとても痛そうと思って、ビビっていましたが、「え!今注射したの!?」と思うぐらい全く痛みを感じませんでした。
タイの医療技術は素晴らしいなと感じました。
⑤次回の予定を決めて終了
狂犬病のワクチンは3回接種して初めて免疫ができるので、3回打たなけれなりません。
- 2回目:1回目接種から1週間後
- 3回目:1回目接種から21日後 or 28日後
このような予定になっているので、タイに長期滞在する必要があります。
スネークファーム狂犬病予防接種まとめ
以上で、狂犬病の予防接種は終了です。
2回目、3回目を行くことを忘れないようにスケジュールに入れておきましょう!2回目以降は登録カード(診察券)が必要なのでお忘れなく!
スネークファームでは狂犬病以外にも、黄熱病、A型肝炎、破傷風などのワクチンも安く打つことができるので、ぜひこの機会に打っておきましょう!
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