カンボジアのゴミ山に生きる子供達

旅の経験談
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2018年3月、これは僕がカンボジア・シェムリアップに行った際に経験した、「ゴミ山に生きる子供達」を見た時のお話。

毎日美味しいご飯を食べれて、壁 屋根のある安心した家があり、夢を持てたり将来の選択肢が沢山ある、我々日本人とはかけ離れた環境にいる、ゴミ山に生きる子供達をできるだけ多くの人に知ってもらい、”何か”を感じて欲しくこの記事を書きました。 

最後まで読んでいただけると幸いです。

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世界にはゴミ山というものがいくつか存在し、フィリピンの「スモーキーマウンテン」が最も有名ですが、カンボジア・シェムリアップの郊外にもゴミ山が存在します。

スモーキーマウンテンとは、

  • ONEPIECEの「グレイターミナル」
  • HUNTER×HUNTERの「流星街」

のモデルにもなった場所とされており、読んだことがある方は分かると思うが、マンガでもその劣悪な様子が伝わってきます。

カンボジアのゴミ山は地図上には無く、調べても全く情報がないほど世間に知られていない場所。

そんな場所になぜ僕が行ったのか。。。

ただ単なる好奇心と、自分の知らない世界を見てみたい、当時19歳の僕では何も出来ないが、世界にこの状況を発信し何か力になれるのではないのかと思い訪れました。 

ゴミ山の場所はシェムリアップ中心地から国道6号線を東に30分ほど車で走った場所にあります。

なぜこのような場所にゴミ山ができるのか?

カンボジアにはゴミの焼却場がなく、またシェムリアップは近年急激に観光地へと変わり、人が増え、ゴミが増え、その結果、郊外にゴミを捨てることを余儀なくされているのである。

現地でも知らない人がほとんどで、沢山の人に聞きまくってようやく場所を見つけ、バイクをレンタルして向かいました。

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 国道6号線からゴミ山に向かう道。

1時間に1回の頻度でごみ収集車がこの道を通り、ゴミを捨てに行きます。

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少し進むと大きな池があり、おそらくここにゴミを捨てるのでしょう。 

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 そしてゴミ山に到着。

奥に見えるのが高さ3メールほどにまで積み上げられたゴミ山で、道路の脇には、木の棒で家の形を作り、布を被せただけの家が建っていました。

もうこの時点で、ものすごい生ゴミの悪臭と、無数のハエが飛んでいました。

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ゴミ山の近くまで行くと「ガサガサッ」と音が聞こえたり、ゴミを踏む音が聞こえてきました。

その時、僕は今までに感じたことのないとてつもない衝撃を受け、ただ立ち尽くすばかりでした。

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とてつもないゴミの数

気を失いそうになるほどの悪臭

ゴミをあさる子供達

写真に写りこむほどの無数のハエ

ゴミの上に建つ家

衝撃のあまり、何も考えられなくなり、現実を受け止めることができませんでした。

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当たり前のように、なんの躊躇もなくゴミ山に足を踏み入れ、ゴミを漁る子供達の姿が目に飛び込んできました。

ゴミの中にはガラスの破片などもあり、子供達の足は傷だらけで、それでも生きる為に必死にゴミの中からお金になるものを1日中探しています。

1時間もこの場所にいたら、倒れそうなぐらいの悪臭です。

子供達はゴミ山にある家に暮らし、朝起きてはゴミを漁り、ごみ収集車がきたらゴミ袋を開けゴミを漁り、そんな日々を毎日過ごしています。

こんなに過酷な労働をしてもこの子達の収入は1日100円以下。

この子達の1ヶ月の収入は、我々日本人の1回の飲み会代よりもはるかに少ない。

そう考えると、バイトや仕事ができてお金を稼げていることにとても有り難みを感じる。

「バイトめんどくさい」「仕事やめたい」と思った自分に嫌気が指すし、もっと大事なものにお金を使うべきだと思った。

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最も衝撃を受けたのがこの写真の光景。

5才くらいの子が裸の赤ん坊を抱え必死に守っていた。

自分が生きる事だけで精一杯なはずなのに、、、

この光景を見た時、自然と涙が流れた。。。

そして僕がこの子ぐらいの年に何をしていたか考えた。

嫌いな食べ物があったら残したり、欲しいゲームがあったらすぐ買ってー!とか言ってたりしていた。

そう思うと、この子たちは本当に”強く生きている”

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日本という素晴らしい国に生まれた事への感謝

いつでも仕事ができてお金を稼げる事への感謝

自分には将来の選択肢が無限にある事への感謝

今まで大事に育ててきてくれた両親への感謝

このゴミ山に訪れたからこそ感じる「当たり前への感謝」を初めて感じた。

この記事を読んでいる人にも、このような状況を知ってもらい、「当たり前への感謝」を感じて欲しい、そう思い文章にしました。

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僕がこのゴミ山に訪れたからと言って何か変わることがあったり、今の自分では子供達に何かしてあげれることは何も無かった。

僕が少しでも力になれる事、

それは”発信”することしかなかった。

とても悔しいけど、この現状を多くの人に知ってもらい、多くの人が知れば知るほど、少しでも何か変るのではないかと僕は思っています。

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