この地球上に首が長い民族がいることをご存知ですか??
首が長い民族で有名な「カレン族」はミャンマーや、タイのチェンマイで実際に会える事で有名で、日本のテレビやメディアで見たことがある人も少なくはないのではないでしょうか!
そんな映画の世界のような人達が実際に暮らしている様子などを、チェンマイの首長族の村に訪れ、異世界に迷い込んだかの様な写真を撮影してきたので、首長族の村へのアクセス方法や観光の際の注意点をご紹介します!
首が長い!?カレン族とは。

首長族は主にミャンマーやタイの北部に居住する山地民で、30,000人を超える首長族がこの地で生活をしています。首が長いのは女性のみで、幼少期から重たいコイルを首に巻きつけることにより、肩の位置を下にずらし、首を長く見せています。
首長族の由来は、虎に首を噛まれないように金属を首にまとっているという説があり、他にも様々な伝説があります。
首長族の村へのアクセス
首長族が住んでいる場所は「Long Neck Karen」という場所で、チェンマイの中心地から車で約30分でアクセス可能です。また自分のペースでのんびりと向かいたい場合はバイクをレンタルすると良いでしょう。
1. タクシーでのアクセス【往復300バーツ〜】
チェンマイ市街地にはあまり多くタクシーは走っていないので、宿泊しているホテルでタクシーを呼ぶのが最も良い方法でしょう。ホテルのスタッフに首長族にタクシーで行きたいと伝えると手配してくれます。
2.Grabタクシーでのアクセス【往復500バーツ〜】
チェンマイ市内には多くのGrab タクシーが巡回しており、どこにいようと首長族の村に行くことができます。タクシーよりは少し高く、片道300バーツほどで往復の場合は交渉する必要があります。
3.ソンテウをチャータする【往復300バーツ〜】
ソンテウとは乗り合いの小型バスの様なもので、チェンマイ市内ではよく見かけます。完全に交渉制ですが交渉次第では最も安く首長族の村に行くことができます。また乗車人数も多く乗ることが可能なので、集団で行く場合はソンテウを利用し、割り勘するのがいいと思います。
4.ツアーに参加する【往復200バーツ〜】
チェンマイのチャーン・プアック門周辺ではソンテウが多く止まっており、首長族行きのツアーや、ドイステープ行きのツアーなど様々なツアーに参加することができます。ただ定員に達しないとソンテウは出発しないので、時間的には効率が悪いと思いますが一番安く首長族の村に行くことができます。
首長族の村をファインダー越しに見る

首長族の村への入り口付近に入場料を払う場所があるので、入場料500バーツを支払います。少し高いと思いますが、首長族は貧しい方が多いので寄付する気持ちで支払いましょう!

首長族の村の手前には、アカ族と呼ばれる民族がいて、アカ族の帽子が売っていたり雑貨が売っています。この時点でとても雰囲気がありますが、ここには首長族はいないので注意して下さい。

少し奥に進むと、学校みたいな建物があり、中には木製の机と椅子黒板がありました。恐らくここで首長族の子供達が勉強をしているのでしょう。

もう少し奥に進むと少し開けた場所になり、沢山の小屋にカラフルな布がかけられている場所に辿り着きます。ここが首長族の住む村です!
まるでRPGの世界に迷い込んだかの様な不思議な気分になります。


首長族の女性が一つ一つ手作りで編んだとても触り心地がいい布。
ここでしか手に入らないので是非とも買っておきたいですね!

ついに!!!首長族にご対面!!!
おおおお!思ってたよりも首が長い!!
普通の成人女性と比べると2倍以上長いです。
この方は日本のメディアでも取り上げられている首長族で最も有名な方で、この村の中で最も首が長い人です。
話を聞くと、5歳から60歳までこの首輪をはめて生活をしているそうです。首が長い為か、声がとても小さかったです。

実際に首にはめている首輪が売られています。手で持ってみると、とても重く3~5kgはある感じでした。この重さにより肩の位置を下げて首を長く見せています。

首長族の親子もいました!小さい頃は首輪の重さを軽くして成長に合わせて、首輪を足していくそうです。
※写真を撮影する際は盗撮するのでなく、売られている雑貨や布を購入してから写真を撮ってもいいか聞きましょう。

比較的観光客も少なくゆっくりとした時間が流れています。

首長族の生活の様子や、織物を編んでいる様子、現代の文化を感じさせない異世界感を体験することができます!

首長族まとめ
いかがでしたでしょうか??
写真だけでも異世界に入ったかの様な感覚を感じることができるでしょう。チェンマイのこの村には20名ほどの首長族の女性が暮らしており、大人から子供まで見る事が出来ます!
首長族の方はとても温厚で優しく、快く写真撮影を許可してくれますが、撮影をする際は販売されている雑貨や織物を購入しましょう!
タイのチェンマイに訪れた際には是非首長族の村に訪れてみてはいかがでしょうか!
コメント