ミンガラーバー!
ヤンゴン市内には東京の山手線の様に市内を一周する環状線があることをご存知でしたか??
しかも走る電車は日本から輸入された古い電車で車内には至る所に日本語が書いてありなんとも不思議な気分になります。
そんなヤンゴン環状線に乗って3時間、電車の心地いい揺れと共に、のんびりとヤンゴンのローカルな町並みを見る電車旅はとてもオススメです!
今回はヤンゴン環状線の乗り方や、ルート、電車の様子をファインダー越しにご紹介します!
ヤンゴン環状線のルートと基礎情報

ルートは上記の写真の通りで、南は中心地にあるメインステーション「Yangon Central」から北はヤンゴン国際空港近くまで伸びており、ヤンゴン市内をぐるっと囲む様に電車が走っています。
ヤンゴン環状線はイギリス統治下のビルマにおいて1877年にヤンゴンとダニンゴン間で運行を開始し、独立後の1954年に現在の環状線となりました。
環状線1周(45.9km)の所要時間は約3時間で、総駅数は39駅あり2013年10月4日より、冷房付き特別列車(エアコンヤター・アトゥーヤター)が運行されています。
ヤンゴン中央駅で乗車券を買おう!

ヤンゴン中央駅(Ynagon Central station)はヤンゴン環状線の駅の中で最も大きい駅で、外観は西洋館ある作りでとても見応えがあります!

また駅構内もホームに座り込んで電車を待つ人がいるなど、インドの様な雰囲気も楽しめます。
ヤンゴン環状線のホームは6.7番ホームで乗車券も同じホームの切符売り場で購入する事ができます!
料金はどこに下車しようが一律200チャット(約15円)で、一日乗り放題券が1,000チャット(約70円)となっておりとても安いです。
乗り放題でも1,000チャットと安すぎるので、乗り放題券を買っておくと良いでしょう!
多治見行きの電車!!??
ミャンマー人をぼんやりホームで眺めていると、電車がやってきました。。。

ん!!!???

これは!!!日本で走っていたであろう電車!!
多治見→美濃太田 間を走っていた電車がヤンゴンで乗る事ができます!電車にはあまり興味がないですがこれはテンションが上がる。笑

日本の高さのあるホームと違い、地面がホームになっているので、手すりに掴まって「よいしょ!」って感じで電車に乗り込むスタイル。
自動ドアも無いので完全に止まっていなくてもみんな乗り込んでいます。
車内の至る所に日本語の標記が!


なんだか懐かしい気分になります。。。


運転席には扉も無く、自由に入る事ができます!
電車好きの方にはたまらないのではないでしょうか!

こんな感じで電車の地べたに座っても白い目で見られる事なんてありません!

気に入った駅で降りてみよう!

おっ!!次の駅はなんだかすごく楽しそう!

って事で途中下車してみました!!
僕が降りた駅は「Bauk Htaw」という駅です!線路上で子供達が遊んでいたり、犬がお昼寝していたりとてものどかな駅です!近くは貧困層の住むスラム街になっているので、興味のある方は行ってみてください!


観光客は基本的にいないので、僕がぶらぶらと歩いていると現地人はとっても興味を持ってくれます!手を振ってくれたり、笑顔を見せてくれたり、、、

ホームにいた子供達をパシャリ。タナカ(頬に付いているもの)がとてもいい雰囲気をだしてくれます!
ヤンゴン環状線まとめ
いかがでしたでしょうか??
日本人の方には是非とも乗ってもらいたいヤンゴン環状線。日本の技術の素晴らしさを感じれたり、ヤンゴンのローカルな雰囲気も味わう事ができます!
39駅あるのでのんびりと車窓を眺めながら、気になった駅で途中下車してみてはいかがでしょうか!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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